ふるさと納税と株主優待はどっちがお得?
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ふるさと納税と株主優待はどっちがお得?
年末が近づいてきましたね。年末調整も間近です。
そこでふるさと納税についておさらいしてみると同時に株主優待との比較をしてみたいと思います。お米、野菜、お肉、LCCポイントにパソコンまで・・・。ふるさと納税のお礼の品は選んでいるだけでも楽しいですよね。
そもそもふるさと納税ってお得なの?
「納税」という言葉がついているふるさと納税。
実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ですが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。(総務省HP引用)
例えば、5万円(限度内)を寄付をしたら、還元率40%のお礼の品だとすると2万円分の品をゲット、確定申告で4万8000円(2000円は納税)還ってきます。つまり2万円-2000円で1万8000円も得します。
1万8000円分好きな商品を買えると考えたら楽しくなりますよね。
自己負担2,000円でできる「ふるさと納税」の上限額はいくら?
例1:年収500万円、夫婦と子供がいる家庭の場合 → 年間約4万円
例2:年収1000万円、夫婦と子供がいる家庭の場合 → 年間約15万6000円
引用)ふるさとチョイス
ふるさとチョイスやさとふるのHPに分かりやすい解説や、シミュレーションが載っています。
お礼の品の還付率が30%だとしても大きいですよね。私もここ数年、焼酎やお米なんかは全部ふるさと納税でいただいています。またピーチ航空のポイントは還付率50%と高く、よくお世話になっています。
株主優待はどうなの?
株主優待はどうでしょうか。株主優待で生活をする桐谷さんが有名になり注目度はアップしていますよね。
株主優待とは、「自社の株を保有してくれてありがとう!」と企業が株主に対して配当金とは別に自社製品やサービスを送るものです。
もらえるものは自社の製品や商品券、優待券などいろいろですが、株を保有する時期や株数など条件があります。ですが、配当の利回りが10%近くにもなる魅力的な株主優待もあるので、金利がほとんどつかない銀行に預金しておくよりもお得かもしれませんね。
株主優待こんな感じ
株主優待の例を見てみましょう。
まずは、東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランド(4661)。
通常の配当金が年間4,000円(税込)に加えて、株主優待はディズニーランド・ディズニーシーの1日パスポート(7,400円相当)がもらえます。つまり、年間約1,1400円の利益が得られることになります。もちろん嬉しいですが、現在の株価は9,130円ですで、最低購入価格は913,000円と少し高いので配当と優待を合わせても1.2%程度の利回りにしかなりません。
ですが、3年前の株価は6,000円でしたから、3年前に買った人は現在50%も利益を得ていることになりますね。
次に、イオンに行く方は多いでしょう。
5%オッフー♪の日に行くのはもちろんですが、株主優待を活用するとさらにお得です。
株主優待は半年100万円までのお買い物に対して3%のキャッシュバックがあります。ちなみに3000株以上保有しますと7%のキャッシュバックになりますので資金に余裕がある方は良いかもしれませんね。
現在、イオン(8267)の株価は1,743円で、最低購入価格は174,300円です。
配当金が年間3,000円。(年間1.7%程度の利回り)
会社名を聞いたことがない方も多いと思いますが、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)はなんと優待利回り5%です。桐谷さんも活用しているというこの会社の株主優待は、3,000円のお食事券が年2回もらえます。
現在の株価は1,179円。最低購入価格は117,900円です。
配当金が年間1,000円。(年間0.8%程度の利回り)
RIZAPグループ(2928)も年間3%程度の優待利回りの健康食品等を選ぶことができます。
美肌効果をウリにしている品が多く、優待利回りも高いですし、女性にはうれしい優待ですね。
ふるさと納税と株主優待まとめ
ふるさと納税と株主優待はどちらもうまく活用できるようになれると良いですね。ふるさと納税は限度額内であれば確実に得する額がわかります。商品を選ぶときは楽しいですよね。
株主優待は優待とは別に株価の変動があるため、上昇するかどうかも含めて検討することが必要です。自分の好きな会社、成長しそうと思う会社を探してみてください。その会社からの株主優待をもらうことでさらに好きになるかもしれませんね。
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